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記憶の糸 2022

少しづつ、でも確実に、痛み、老齢化し、
朽ちてゆく街




塗料が剥げてゆくパンダの眼が
どこかうるんでいるように視えてしまう。

2022年は、6月と11月、2回帰省できました。
春夏とも、なかなか天候に恵まれず
なかなか青空の中の撮影とは行きませんでした。

春は久し振りでしたが、野生化したルピナスの多さに驚きました。
六区だけかと想いましたが、真谷地の奥の方、夕張全体で群生していて
生命力繁殖力の強さに生態系に影響を与えそうで心配です。
その他に桔梗も目に付き、人口が減り続ける故郷の皮肉を感じます。

私が住んで居た頃とほぼ変わっていない
数少ない風景の一つ
中学への通学でバスの定期代を浮かせるために
自転車通学していた刻とあまり変わらない景色
違うのはこうして佇んでいる間に通り過ぎる車の数
訪れる度にここに車を停め暫く眺めているけど
真谷地から沼ノ沢へ歩く人を視かける事がない
当時は沼ノ沢へ買い物に行く人とか、
列車時間に合わせて行き来する人々が荷物をもって
ぞろぞろと歩いていたものです。

2022年6月
六区

二泊三日、一日目が午後から、三日目が10時までの行程で、
中日の天候が悪かったのは大きな痛手で
六区のロケが殆ど出来なかったのは残念。

陽が落ちるのが早く、明るい時間が短い。
朝もなかなか明るくならず、寒いので着換えたり顔を洗うには
勇気がいる。
60後半を超えた身体には11月の夕張での車中泊は堪えた。

2022年11月

六区の丘の上に在った生家から当時はよく鬼首山が視えたが
今は樹々が生繁って殆ど視えなくなった。
結局、中学時代に自転車で通学していた刻に親しんだ画角が
今撮れる当時の記憶にある鬼首山の風景になる。

記憶の糸-夕張-真谷地
記憶の糸-夕張-真谷地

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